秋の青森~秋田旅行3日目その③ 台風とフェリー、そこに帰路はあるのか

10月23日(月) 14時半頃、フェリー乗り場に到着。

果たして無事函館に帰還することはできるのか。
受付にて係員の方から、天候次第で18時出航の便を出せるか判断するので、16時まで待ってくださいとのこと。
出航できることを祈って、近くにあるスタバで時間をつぶすことに。

スタバに入るのは久しぶり、店内にはWi-FiもあるのでノートPCで作業もできるから便利だと実感。
14年くらい前とかだと無線LANカードを持っていないとネットができないのが今じゃPC本体だけでネットにつながる、時代は変わるなぁ・・・。

そして、そろそろ時間なのでフェリー乗り場へ、果たして今日は帰りの便があるのか?

2番乗り場に停泊中のフェリー
フェリーが2番乗り場に停泊している もしや帰ることが出来る?!

フェリーが!フェリーが停まっている!!
これで帰ることが出来るぞ!

とはいえ、天候で海がまだ荒れているだけあって、波で揺れている。
不安ではあったが、係員からは18時に出航できるとの声が。
やった、帰れる・・・帰れるぞ!!

やっぱり願ってみるものだと思ったこの頃。
あとは、出航まで待つばかり!

駐車場でフェリーの出航を待っている運送トラック
運送トラックも今や遅しとフェリーの出航を待っている。

そして時計の時刻は18時に近づきフェリーに乗船する時間に。
20日の午前4時の雨に幕が上がり、23日の18時の雨に幕を閉じる。
「雨に始まり、雨に終わる。」そんなオチがあったけれど、とても密度の濃い3日間を味わった旅でした。

けど、次に旅へ出るときは天気が良い日に行こうと思った。
そして、まだ見たことがない景色を見る為に。

フェリーの休憩所とノートパソコン
フェリーの中で休憩しながら作業の準備をする 休憩所は貸し切り状態
うっすらとした函館の夜景
作業がひと段落して外を眺めていたら夜景がうっすらと もうすぐ函館に着く

秋の青森~秋田旅行3日目その② まず昼飯でも食おう、妙光・元祖つゆやきそば

10月23日(月) 12:00頃

秋の青森~秋田旅行3日目その①の投稿から3日またいだ投稿なので日付を入れてます。
スーパータイフーンの不安はあれど、青森県黒石市の妙光に到着。

元祖つゆやきそば妙光の店舗外観
妙光の外観 「元祖つゆやきそば」と大きく書かれている玄関の上とお店の右端にある顔は和凧をモチーフにしている?

お店には大きく「元祖つゆやきそば」と書かれている。
玄関の上とお店の右端には歌舞伎のような、いかにも和風な顔の絵が。
どことなく和凧に見えなくもない・・・。
それはそうと、雨なので店内に入る。
台風の注意報もあってか、外を歩いている人は誰もいない。

妙光の天井に飾られている和凧
天井には大きな和凧が、その目は今まで何人もの食事を見続けて来たのか。

お店は至って入りやすそうな定食屋のような雰囲気、天井を見ると大きな和凧が!
やっぱりお店の外観にあった和風な顔も和凧をイメージしているのだろうか。
それにしてもインパクトがある。
その真剣な眼差しで、何人もの食事姿を見続けて来たのだろうか。

ちなみに、私達で何人目?

妙光のメニュー
妙光のメニュー 元祖だけあって「つゆやきそば」をおしている

メニューも麺類、ご飯物、定食などかなり豊富、
その中から選ぶものは、、、断然「つゆやきそば」!

「つゆやきそば」が誕生した由来が書かれた紙
横を見ると「つゆやきそば」が誕生した由来が なんと偶然の産物として生まれた

そして、注文して待つこと「つゆやきそば」がやってきた。
食べるのはともかく、見るのも初めて。

妙光の「つゆやきそば」
つゆやきそば ソースのスープに入った焼きそばは思ったより太麺

スープからソースの香りが漂う、麺は意外と太く感じた。
真ん中に乗っかったネギと天かすは意外と焼きそばに合いそうかもしれない。
実際に食べてみると、ソースが少し酸味の効いた感じの焼きそばで太麺なのにツルツルと食が進む。
中に豚肉も入っていてソースが染み込みいい味を出していた。

言い表すとしたら「ツルツルと美味しく食べれる焼きそば」。
正にそのまんまだったけど、近所にあったら通っていたかもしれない。

きんぴらごぼう
一緒についてきたきんぴらごぼう 油揚げと黒ゴマの風味がいいトッピングをして香ばしさが出て美味い

「つゆやきそば」を食べ終わり、iPhoneからフェリーの運航状況はどうなっているか確認をした。
果たして台風は大丈夫で、運航できるのだろうか?

”台風により、緊急で早期急行致します。”

ありのまま起きたことを言うと、
予定で乗る便が予定より早く出ていて乗り遅れたということ。

ひとまず状況を把握する為にフェリー業者に電話をして詳細を聞くKさん、
次の便が出るのは何時になるか分からないけれど早めにフェリー乗り場で手続きを済ませた方がいいとのこと。

これがスーパータイフーンの力か・・・

会計をすませた私達は、フェリー乗り場に向かった。
やっぱり過去最大級の台風は格が違った。

秋の青森~秋田旅行3日目その① さようなら「民宿・十三夜」、そして台風は大丈夫か?

「民宿・十三夜」との別れ

この記事を書いているのは、旅から帰ってきて3日と3時間後になります。
もう3日経ったのか・・・この旅も3日間、あっという間に過ぎたけど1日1日がすごく長く感じて密度の濃い旅だと改めて実感。
と、前置きが長くなりましたので本題を書きます。

23日6時半に起床、
その日もアラームが鳴りだして30分後の起床だけど、大丈夫。
普段起きている時間よりは断然早い。

外は雨だった。
正確に言うと、寝る前の深夜1時には既に降っていたような気がする。
朝食の時間まで30分もある。
とりあえず歯磨きやら着替えをすませて、玄関から雨空の下の木の緑を眺めていた。

「民宿・十三夜」の玄関から見える木
「民宿・十三夜」の玄関からただ木を眺めている

木を眺めていること10分余り、朝食の時間が近くなったので居間でご馳走に。
朝食は何がでるんだろう?
朝といえば味噌汁、味噌汁でるかな?

「民宿・十三夜」の朝ごはん
朝ごはんに味噌汁はやっぱり嬉しい 煮物やおひたしもついてさらに嬉しい
煮物とおひたしが乗った皿
煮物をはじめ野菜が豊富、そして美味しい

朝食も美味しく、野菜が豊富で見た目も上品。
そして何よりも味噌汁の味が朝で寝ぼけている頭をスッキリさせてくれる。
あと、煮物を食べると実家に帰省したときもそうで、秋田といえば煮物と縁が深いのではないか?
と思っていたりした。

朝食後、女将さんと会話して出発の準備をする。
1泊なだけに時間が経つのはあっという間、けれど思い返すと長く感じる。
また旅に出たとき泊まってみたくなった。
その時はもちろん、天気が晴れてるとき!

ただ、ひとつだけ気にしていたことがあった。

“台風、ヤバイかも・・・。”

実は今回の旅は台風が日本に向かっているときで、昨日の22日の時点で青森フェリーターミナルからの海を直通することをニュースで知った。
しかも、過去最大級らしく海外ではスーパータイフーンと騒がれていた。
まさか、ここまで大きい台風だったとは、、、。
そして、私たちは今日函館に無事帰ることが出来るのだろうか、、、。

十三夜での余韻と台風の不安を胸に、私たちは女将さんに別れの挨拶を言い帰路へ、、、ではなく、
「つゆ焼きそば」を求め、次の目的地である青森県黒石市の妙光に向かった。

女将さん、ありがとうございます!
晴れた日に、また泊まりに行こうと思います!、

台風のことなら大丈夫、
天気には逆らえず、来るときは来るもの。
それに、、、

急いで車で移動しても2時間弱、
フェリーの乗船時間で4時間の函館に着くまで計6時間は最短でもかかる。
台風は台風で6時間後には青森フェリーターミナル付近にクリーンヒットする。
てことは、青森で通り過ぎるのを待つばかり。
それが一番安全。
そして、しょうがない。

そう、奴はスーパータイフーンだから。

十三夜を出てすぐの交差点
十三夜を出てすぐの交差点、雨が上がる気配はなさそう 台風は大丈夫だろうか
十三夜から少し離れた所で見つけた赤い屋根の建物
十三夜から少し離れた田んぼの奥に赤い屋根の建物を見つける 何かを祭っている?

秋の青森~秋田旅行2日目 寒風山へ行き、民宿・十三夜で一晩を過ごす

アラームが鳴ること10分以上経過

朝の6時前にiPhoneのアラームで起床、どうやら5時半にセットしたアラームが鳴りだしてから10分以上経ってようやく起きたらしい。
早起きは苦手な分、起き始めた今も寝ぼけている。
ひとまずは、早起きした目的の朝風呂もとい朝温泉に行こうと大浴場へ向かった。

露天風呂から見る景色は曇っていて、山には霧がかかっていた。
じきに雨が降るかもしれない。
けど、そんな景色を見る温泉もたまには良いかも知れない。
そうしているうちに眠気が覚め、大浴場を出た。

清風荘を発つ

宿泊部屋でいろいろ準備をして、朝食を食べに会場へ。

ごはんに味噌汁に野菜の和え物 朝食はやっぱり和食

朝に飲む味噌汁は最高。
具のなめこも美味く、野菜の和え物や鮭の切り身などのおかずも美味い。
寝ぼけている頭がさらにスッキリして、朝食を食べることはとても重要だと改めて実感しました。

そして外は雨、台風も近づいてきているから天気も良くない。
旅の先輩であるKさんと、今日の行き先はどこに帰るか相談して、まずは寒風山を目指すことに。
清風荘を発ち、寒風山へ向かうことにした。

清風荘の外観
さらば清風荘 すごく良い露天風呂でした
赤い紅葉を纏った木
清風荘の周りで赤い紅葉を纏った木を見つける
大舘を移動中に見つけた大舘樹海ドーム ナウシカのオームにも見える
大舘の高速道路
高速の無料区間を使い大舘を抜ける
アニアイザーのシャッター
無料区間を抜けたすぐ後に見つけた変わったシャッター アニアイザー?

空港なのに道の駅?

途中、変わった標識が現れた。
標識には「道の駅 大館能代空港」と書かれている。

大館能代空港の標識
パット見、空港の標識だけど上に「道の駅」と書かれている

空港なのに道の駅?
それとも空港の中に道の駅がある?
気になるので、寄ってみることに。

大館能代空港の標識その2
空港近くにも標識らしきものが ここにも「道の駅」と書かれている

空港近くの標識らしきものにも「道の駅」と書かれている。
とりあえず、中に入ってみる。

大館能代空港の2Fに続く階段とエスカレーター
2Fへ続く階段とエスカレーター 売店はあれど普通のお土産売り場だった
大館能代空港の便
飛行機の便が遅く、数も少ない

2Fはお土産売り場があった。
これが道の駅?いや待てよ、その理屈だと大半の空港が道の駅になる。
他にあるはず。
そして、それらしき場所が1Fにあった。

大館能代空港の道の駅
おそらく大館能代空港の道の駅? 特産品らしきカボチャやカフェがある

もしかすると、これが道の駅?
だとすると下に並んでいるカボチャやサツマイモは特産品なのだろうか?
謎は深まるばかり・・・。

特産品らしきカボチャ
特産品らしきカボチャ 黄色くて丸い

ただ、十分に暇つぶしができたので、空港を出ることにした。

大館能代空港の出口に並んでいる、木で出来た犬のオブジェ
出口に並んでいた木で出来た、犬のオブジェ 書かれているメッセージはオブジェごとに違う

寒風山は寒かった

延々と続く道路
道路が延々と真っすぐ伸びている

延々と続く長い道のり、曇っているので寒風山はまだ見えていない。
そして進むこと、やっと山頂の展望台に到着。
寒風山は小学生の時以来、実は小学三年まで男鹿半島に住んでいて遠足やピクニックで行っていた。
そんな時期が私にもありました。

寒風山展望台
寒風山展望台 天気がいい時にまた行きたい

山頂からの景色は、霧がかかっていて見えにくかった。
まずは、展望台のレストランで昼ご飯をとることにした。

寒風山展望台のレストランメニュー
秋田ならではのメニューが並んでいる

ハタハタ、しょっつる、比内鶏、メニューを見ると「これぞ、秋田」といった食べ物を扱った料理が並んでいる。
何を食べるか、悩んだ末「ハタハタ蒲焼き丼」を選んだ。
ハタハタを食べるのは、二十年ぶり。

ハタハタ蒲焼き丼
ハタハタ蒲焼き丼 730円

食べてみると、魚肉が口の中できれいに広がりあっさりとした味が口の中にひろがる。
子供のころ秋田に住んでいて、食卓に並んでいたハタハタの味を思い出し、懐かしさを感じた。
一緒に丼に入っている温泉卵もハタハタの味をマイルドに際立たせ、最高に美味い!

そして、霧が晴れ、景色が見えるように、
運がいい。
食事を済ませて、山頂からの景色を見ることにした。

寒風山からの景色 その1
向こうに見える海に養殖場らしき築港が、ハタハタを養殖しているんだろうか
寒風山からの景色 その2
山には少しだけ紅葉ぽい木も

晴れているときが最高だけど、曇りの寒空に見る景色も哀愁が漂い悪くない。
あと寒空だけに、とても風が寒い。
まさに「寒風山」だった。

寒風山の標識
「寒風山」で、寒空の風を受けながら山からの景色を楽しむ

秋の曇りに見る寒風山の景色もいいけど、次来るときは晴れているときに行きたい。
そう思いながら、寒風山を後にして、子供のころの思い出にもまた浸ろうと思いました。

寒風山展望台を下から見る
次来るときは晴れた日に行こう

日本一低い山、その名は大潟富士

寒風山からの帰路、大潟富士に寄り道。
日本一低い山だけに、確かに低い。
まるで、丘のようだ。

日本一低い山「大潟富士」
日本一低い山は、やっぱり低かった

よく見ると標高0メートル、てことは今いる所は海抜がマイナスなんだろうか?

大潟富士
標高0メートルをさりげなく強調している

大潟富士の近くに真っ赤な花が、たくさん咲いていた。
サルビアという花だ、赤色が薄暗い空に目立つ。

サルビア
真っ赤なサルビアが咲いていた

遠くの枯れ木が立ち並んでいる道に向かってサルビアの花が伸びている。
上下が赤と緑に分かれた装束を身に着けた人たちが行列をつくり、枯れ木の道を渡っているようにも見えた。

民宿・十三夜へ

柱に巻き付いたドラゴンの像
ドラゴンの姿がリアルで火を噴きそうな勢い

八峰町の民宿「十三夜」に行く為に、南へ移動する、
Kさんの話によると、八峰町の集落にある民宿とのこと、
民宿に泊まるのは初めてなので旅館とどこが違うのか楽しみになる。

途中、竜が巻き付いている変わった柱を発見、
今いる場所は、八竜町だそうだ。
どおりでドラゴンなわけだ、八竜ってことは、あと7か所に同じようなドラゴンがあるのか気になりました。

大きな風力発電の風車
スケールがあり大迫力の風車

民宿が近くなってきた頃、大きな風車の横を通り過ぎる。
遠くから見て、大きいと思ったが近くを通り過ぎるとこれまた迫力がある!
仮に、これをドン・キホーテが見たら巨人と思い込み挑みかかるんだろうか?
これは、童話に出てきた風車と違って、風力発電の風車だけど。

道路を走る
この道を行くと、十三夜まであと少し

そして、民宿「十三夜」に到着。
純和風で立派の作りをしていて、居心地が良さそうな雰囲気を感じた。

民宿「十三夜」の外観
民宿「十三夜」の外観

入り口のすぐ横に立札が置かれている。

民宿「十三夜」の玄関前にある立札
山にも見える形の立札が渋い

これはもしかして俳句?!試しに読んでみると、

とまるきで(五文字)
ひとりきませり(七文字)
じゅうさんや(五文字、俳句では小さい「ゅ」は前の字と合わせて一文字扱い)

やっぱり「五・七・五」、俳句だった。
左下に書かれている名前の人が泊まったときのお礼に書いたのだろうか?

木で作られた小屋
木造の小屋?なのだろうか 昔の雰囲気を醸し出している
民宿「十三夜」の看板
玄関に飾られている「民宿十三夜」も渋くて好きです

いざ中に入ると、女将さんに歓迎されました。
話好きな人で、すごく気前の良い人でした。
挨拶と雑談をして、お部屋を案内してもらいました。

囲炉裏端や薪ストーブといった普段の生活ではお目にかかることができない物があり、天井が高い、和風だけでなくレトロな空間がそこにあって部屋によっては襖など、どこか懐かしさを感じるものもあった。

女将さんに案内してもらった部屋の中で、今日撮影した写真の編集を終えて夕飯に、
Kさんから聞いた話で、「ここのご飯はすごく美味い。」ってことを聞いたので、すごく楽しみ。

美味しかった十三夜の晩御飯

どんな料理が出るんだろう?
とワクワクしながら、囲炉裏端を囲んだ食卓に座る。
独り暮らしにとって、座布団に座って食べる晩御飯は実家に帰ったとき以来!
果たして何がでる?

十三夜の晩御飯
お肉にお魚に野菜、そしてお米に味噌汁 とにかく美味しそう
ネギが添えられた豚の角煮
豚の角煮 一緒に添えられたているのは好物のネギ、なにより肉も好き
脂がのった美味しい煮魚
脂がのって美味しかった煮魚 大きめの魚だと思うけど何の魚かブログを書いて気になった
ボリューム満点の生姜焼き
ボリューム満点の生姜焼き お肉の上に乗った生姜も味があり、サラダとマヨネーズのかかり具合に女将さんの気遣いを感じました
色とりどりのお刺身
色とりどりのお刺身 葉っぱの形をしたワサビがアクセントに見える
味がたっぷりと染み込んだ煮物
味がたっぷりと染み込んだ煮物 筍を食べるのは久しぶり
ニシンの切込
ニシンの切込 初めて食べるけど塩辛さが美味く米に合う
美味しいご飯と味噌汁
ご飯と味噌汁が美味いのは日本人の性
注がれたビール
そして、なんといってもビール!

美味しい料理を食べ、お酒を飲み、そして腹を割って語り合う。
これって人生の中ですごく貴重な宝物で、醍醐味なんだと思う。
と改めて実感した。

「女将さん、有難うございます!」

旅の2日目はそんな感じで幕を下ろした。

秋の青森~秋田旅行1日目② 弘前と大舘を満喫

空は雨模様

フェリーに寝泊まりして、朝8時ごろに起床。
空はまだ、晴れていない。

どうやらまだ雨模様
どうやらまだ雨模様
パスタと味噌汁
セイコーマートのパスタと味噌汁で朝食をとる

ひとまず青森に無事、到着、
最初の目的地である弘前へ向かった。

弘前食料品市場 (虹のマート)に圧巻

雨がやみ、天気も回復し始める。
弘前駅の近くにある弘前食料品市場、
「虹のマート」とも呼ばれていてとにかくすごかった。

弘前食料品市場の風景
店の中が、店員とお客様の活力で溢れている
ほっけ寿し
ホッケ寿し あのホッケを生で加工している?!
大きな紅鮭
でかい紅鮭に遭遇 これで鮭おにぎりを作ったら何個作れるんだろう

店員とお客様の熱気が店内に溢れている。
あと、魚介類をはじめ、品ぞろえが豊富で、おまけに安い。

沢山積み上げられたイカメンチ
お皿にたくさん積みあがった「イカメンチ」 美味しそう

あと、珍しいものもあった。
「イカメンチ」と呼ばれている、小麦粉とイカゲソをミンチにしたものを混ぜた、弘前にしかないお惣菜だ。
どんな味がするか気になったので買ってみることに。
見た感じ、お酒のつまみに最適かもしれないです。

天気も回復し始め、昼ご飯の時間まで弘前公園を散策することに。
弘前城の本丸はまだ工事中だったのが残念だったけど、
大きめの菊の花や建造物のミニチュア等、普段見ることができないもの楽しんだ。

大きめの菊の花
大きめの菊の花 緑の葉っぱに黄色が目立つ
弘前公園の門
弘前公園の門 門の先は紅葉までまだ早かった
レトロでおしゃれな赤い屋根の建物
いかにも昭和なレトロ系の建物を見る 赤い屋根がオシャレ
ミニチュアの人たちと建造物
ミニチュア達のストーリーが始まる 見てると何故か、朝ドラを思い出す。

お昼は三忠食堂で蕎麦をお食べる

昼ご飯は、気になっていた三忠食堂で蕎麦をたべることに。
津軽そばと中華そば、どちらにするか悩んだ末、中華そばに。
そして、お腹もすいていたので大盛りを頼む。

三忠食堂の中華そば大盛り
三忠食堂の中華そば大盛り

特別すごいというよりは、あっさりして、食べやすい大盛りで食べていくと食が進む、万人受けする味で、自分はとても大好きでした。

津軽そばのだしに使っている煮干し
店長から差し出された 津軽そばのだしに使っている煮干し
「美味しんぼ」に掲載されていた
なんとあのグルメ漫画「美味しんぼ」に掲載されていた
三忠食堂の外観
三忠食堂の外観 次来たときは「津軽そば」を頼んでみよう

長い道のりを経て大舘に 大館・小坂鉄道レールバイク

弘前から国道7号線に沿って、大舘に到着。

朝は雨模様だった天気も、晴れてきていい感じに、
そこで、大館・小坂鉄道レールバイクを乗ることに。

受付が済み、30分くらい待つ。
気になっていただけに、待っている間も少し楽しい。

大館・小坂鉄道のレールバイク
これに載って鉄道を走る ハンドルの間にはバイクを製作した団体名が書かれている
錆びて塗装が剥がれたレールから1本だけ長く伸びた雑草が山の中の鉄道を感じさせる

そして30分が経った、
いよいよ乗れる。

係員の説明を聞き、ペダルをこいで出発。
思ったより、スピードが出て軽い。
レールの上をサイクリングしている感じで、周りの景色を楽しんだ。

前方にトロッコ
前方に家族用のトロッコが見える 運転しているのは係員?
畑と農作業機械
ペダルをこぎながら車道側を見ると畑が見えた

終点まで進み、レールについてあるターンテーブルでバイクの向きを反対方向にして、スタート地点へ戻る。

帰りは自転車のようにスピードを上げ、
風のように駆け抜ける。

車道の横を走る 果たして横の車に追いつけるか?
車道(?)の下をさらに加速して掻い潜る

自然の中で風を浴びるのは、やっぱり気持ちがいい。
ただ、ペダルをこぐのは10年位ぶりで、少し尻を痛める。
運動不足を実感した。

この日の宿泊と夕飯は向かいの温泉旅館「清風荘」に、旅の疲れを温泉でリラックスしました。

鮎の塩焼きとキリタンポといぶりがっこ
清風荘での夕食 キリタンポやイワナの塩焼き、そしていぶりがっこもある
久々のきりたんぽ鍋
きりたんぽ鍋も久しぶり スープが美味く比内鶏のだしが効いている