11月13日(日) 休日の夕方。
ちょうど一週間前の夕方と同じ、空から光が差し込む。
これ、雲の裂け目からなんだけど・・・
光が街を暗く覆っている雲を切り裂いて、今にも照らそうとしているようにも見えるんだよなあ。
「Angel’s ladder ‐ 天使の梯子」
そう呼ばれているのをよく聞くけれど、別名もあるらしい。
気になったので調べてみる。
「光芒」
「薄明光線」
「レンブラント光線」
「天使の階段」
「ヤコブの梯子」
予想以上に多いぞ・・・
ああでもこれ、その人の趣向によってはどんな名称を使うか変わってきそうだから面白いかも。
~ 例えば、とある会話 ~
A君「お、空から光が差し込んでるな。あれって確か、天使の梯子って呼ばれてるんだっけ?」
Bさん「へぇ~、そうなんだ!A君って物知りなんだね!」
A君「え、そう?!少しは見直した?」
C君「ちょっと待ってくれ、他にも名称があるんだ。それにその呼び方は僕から見ると、どうも空想的過ぎる。この空から光が差し込む現象は薄明光線とも言われていて、太陽が雲に隠れているときに雲の切れ目から光が漏れて放射状に光線の柱が地上に降り注ぐ気象現象の1つなんだ。」
A君、Bさん「へぇ。。。さすがC君、理系の大学に行ってるだけあるね・・・;」
・・・面白いのか?これ、ちょっと面倒なことになってるぞ。
宮沢賢治「ちなみに私は、生徒に宛てた詩『告別』で、光でできたパイプオルガンと表現しました。」
・・・果たして、私にはAngel’s ladderと軽々しく言う資格があるのでしょうか?
教えてください、宮沢賢治先生。